協議会からの報告

活動事例集

これまで県内で取り組まれた活動の一部をご紹介します。

活動報告

活動事例発表会を開催しました(2/20@春日市クローバープラザ)

県内の活動組織のなかから、安徳台遺跡竹林整備活動組織、森人未來ノ研究所、下木井里山を守る会の3組織に、竹林整備と処理竹・竹材の利活用の取組について事例発表をいただきました。      発表では活動に至るまでの想いや、整備を進めるなかで生まれた、交付金が無くなった後も活動を持続するなどの課題解決のご苦労がうかがえ大変参考になりました。                                       特別講話ではNPO法人SMOAの瀬戸代表をお招きし、「山結び~身近な自然との関わりから自然自治へ~」と題し、自然環境の自治にコミュニティ全体で関わることを目的とした活動についてご講演いただきました。参加者からは、現在の里地・里山、森林に対する自身の考え方・取組に、新たな気づきを与えられたという感想が寄せられました。

施業技術(竹林整備)講習会を開催しました(1/26@八女市)

講師に竹林利活用アドバイザーの野中重之氏を迎え、八女市にて開催しました。前半は座学によるタケノコ生産に特化した活動地のタケノコ生産への最適化についての講義を受けました。後半は実際の活動地(中尾たけのこ農園組合さん)において、講義・テキストではなかなか実感しづらい作業のコツ・蘊蓄を含んだ作業技術の紹介や竹林整備の方向性に関する考え方を示した具体的なアドバイス・提案が講師の野中氏からありました。全体を通して講師の野中氏と参加者の皆さんとの活発な質疑・意見交換も行われ、より実践的な講習会となりました。

現地確認を行いました

糸島市の活動組織、里山林倶楽部さんの現地確認に行ってきました。前日は全県的に雪に見舞われた福岡ですが、この日も寒空の下地域のみなさんが活動されていました。竹林整備によりイノシシ被害が減った実感をお持ちだということでした。

長糸竹細工同好会さんの活動を見学しました

本事業で整備いただいた竹林から出てきた真竹を提供されているつながりから、糸島市の活動組織より、「長糸竹細工同好会」をご紹介いただきました。

同会は毎週木曜日に活動され、会員は自分の作りたいものを、時には他の先輩会員さんからアドバイスを受けながら、思い思いに製作されているそうです。皆さん、口をそろえて「誰でも編める。でも材料の準備が一番大変…」とおっしゃっていました。会には男女問わず若い方から人生の大先輩まで、さまざまな方が参加していらっしゃいます。なかには県展に出展される方もおられ、活気のある同好会さんでした。SDGsや脱プラの取り組みが進んでいますので、ざるや買い物かごといった実用的なところから、竹など里山由来の材料を使った製品を日常に取り入れていければ…と思いました(現実はプラ製品にまみれている事務局)。

2022年8月竹林座談会を開催しました

今年度本事業に取り組まれる方から、「本交付金を活用されている方と竹林の整備方法や竹材の利活用について意見交換がしたい」という声をいただき、竹林座談会を開催しましたところ、当日は18名にお集まりいただきました。まず、当事業を活用いただいている「赤坂竹林整備組合」、「一般社団法人 里山資源」、里山資源さんと交流のある「長糸竹細工同好会」に取り組みについてご紹介をいただき、その後意見交換の場を設けました。限られた時間ではありましたが、県下で「竹」に関わる活動をされている方々にとって、気づきや発見が得られた機会となっていれば幸いです。今後も同様の座談会の場を設けていきたいと思います。

2022年8月県下3か所で事務処理研修会を実施しました

本交付金を活用いただくにあたっては、実績報告書とそれに関する書類の作成が必要です。今回の研修会では、報告様式の説明に加え、報告内容の際不備が多く見受けられることや、令和3年度からの変更点について説明を行いました。例年、年度末報告時には、活動組織の皆さんも事務局である我々もバタバタします💦

活動スケジュールをご確認のうえ、1月末をめどに、令和4年度の活動にめいっぱい取り組んでいただき、お互いに余裕をもった報告・確認ができますよう、改めてご協力をお願いいたします。

2022年6月に本事業に初めて申請をされた活動地の確認を行いました。

 赤村:山ノ内竹林整備の会       添田町:山伏会         大牟田市:いちの・善徳山林保全の会

数十年間放置され荒廃した竹林を整備することで、イノシシの獣害を減らし、たけのこの収穫や竹材・竹炭などを作り、竹の利活用を図ることで、里山林の再生を目指したいということです。

2022年2月10日 赤坂竹林整備組合の取組が紹介されました

福岡市早良区の赤坂竹林整備組合の取組が、朝日新聞(朝刊)で紹介されました。

2021年12月11日 活動事例発表会を開催しました

発表は行橋市「里山復帰」、大牟田市「倉永山林保全の会」、北九州市「北九州農産加工組合有限会社」の3事例をご紹介いただきました。活動についてご苦労も多いとのことですが、各地域で”夢”を持ちながら活動されている熱意が伝わってくる活動紹介でした。また、特別講演として福岡県保健環境研究所から「生物多様性保全と里地里山における野生動物の関わり」についてご講演をいただきました。森林のもつ多面的な機能を、生物多様性を切り口として捉える機会となりました。

また、会場内には展示スペースを設け、県内の活動組織の方々が手掛けるタケノコの6次加工品、特別講演に関する剥製や骨格標本などを展示いただきました。

2021年12月1日 糸島市で安全講習会を開催しました

糸島市林業研究クラブ 代表吉村氏を講師にお招きし、糸島市を拠点とされている活動組織を対象に安全講習を開催しました。機材や装備品等実物を提示いただきながら講義をいただき、受講者の方々は熱心に聴講されていました。当協議会では安全な里山林の整備等が行えるよう、今後もこのような講習会を開催していきたいと考えています。

2021年11月  モニタリング調査・安全について現地指導を実施しました

令和3年度新規採択活動組織を中心に、モニタリング調査及び安全について、それぞれの活動地にて指導を行いました。11月は八女市、川崎町、那珂川市、糸島市にて活動組織のみなさんにお集まりいただきました。

那珂川市では現地指導終了後、竹の大きなブンブン独楽を見せていただきました。次の日に学生の国際交流で使われるとのことでした。回す人が相性の悪い人どうしだと、上手く回せないそうです。

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